ー 硅 谷 雑 記 ー

全てを捨てて、シリコンバレーに移住・国際結婚を決心した人のムコウミズ人生の雑記

【ミシュラン】初・寿司Omakase行ってみた

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今回は、美味しいもの記事です。

初めて、サンフランシスコにあるミシュラン☆の寿司懐石に行ってきました。

飯テロ

負傷者多数、間違えなし。

特に日本の本場モノのお寿司に飢えている方はこの先、読み進めるのはお控えください。

なぜ、突然、ミシュラン

ブログ読者はご存知の通り、普段からB級にもランクインすらしないようなメシばかり食らっているあたしたち。

決してグルメでも美食家でもありませんが、美味しいものを食べるのは大好き、食いしん坊夫婦です。

チップを20%以上払うような、高級っぽいレストランに行くことはめったにありません。

月の食費予算をオーバーしないように日々けちけちしています。

そんな二人が急にミシュラン

なぜかというと、答えは簡単。

おごりだから!

金曜日の夜、仕事から帰ってきた夫が突然

今週末、300ドル使わないといけない!

と、うきうきしながら言い出しました。

なんの事???と、思案していたら

夫が勤め先のVPからのメールを読み始めた。

先週、ニュースにもなっていたA社がらみのProjectに携わっていた人員に対して

「お疲れ様でした。今週末、家族と300ドル使って楽しんでください。

会社のおごりです。」

と、お達しがあったという。

小さなスタートアップならまだしも、社員数が数万人というこの谷でもでっかい方の企業なのに、なんか泥臭いことするなー、と思っていたら

最近、うち辞めてA社やF社に行く人が続出している。

士気を上げたいんじゃないの~

と、言う夫。

理由はさておき、配偶者としてはこんなラッキーなことはない。

時間がない。どうやってピッタリ300ドル消費するか、二人で必死に考えた。

どうやって使う?

ひとまず、食べることしか思いつかないアタシたち。

夫の同僚は

家族を連れて野球を見に行く、らしい。

趣旨にもばっちりあっているし、有意義な使い方だろう。

しかし、私たちには

食べて消費することしか思いつかない。

自動的に

300ドル分何かを食べる

と、いうことは私たちの中で決定していて、あえてそこについて議論する必要もなかったのである。

何を食べるか?

二人とも寿司しか思いつかない。

わざわざツイッタラーの賢者に聞いても、はやり寿司しか思いつかない。

数人の賢者からオススメいただいたお洒落なフレンチや、ワインが美味しくロマンティックな雰囲気のイタリアンなども

夫婦二人で過ごす週末としてはナイスアイデアだと思う。

しかし、なぜか

寿司だ!寿司だ!寿司だ!

普段口にできないような高級寿司を食らうぞ!

ということに。

まず、私の頭に浮かんだのはHimawariさん (id:himawari0619)お勧めのWAKO。

Wako

www.himawari0619.com

こちらの記事を拝読して、絶対近い将来行くぞ!

と、心に決めていて一番初めに頭に浮かんだお店。

昨年ミシュラン☆を取得している人気店のよう。

直前予約できない可能性が高い金曜日の夜、めげずに速攻予約のための電話をしました。

【結果】

土曜日:予約でいっぱい

日曜日:定休日

ちーん。終了です。

夫は

「日曜日に休むなんて、なんてやる気のない店だ!」

と、お怒り。

私「日曜日に休むって銀座にあるお店みたいだから、リアルJapaneseっぽいね。」

と、勝手に解釈して説明しておきました。

まだ、行先が決まりません。

できたら新規開拓したい気分の二人ではあったものの、もしどこも予約がとれなかったら、最低でも一時間待つこと必須の予約不可の寿司又@San Mateo

に、行けばいーやーというバックアッププランまで検討済みでした。

いつもの通り超優柔不断な夫君。

うーん、うーん、と携帯みながらうだうだしているうちに土曜日はあっという間に過ぎました。

私はあきれて、いつもの放置プレイです。

そして、夫が選んだお店が今回お邪魔した

Kinjoです。

www.yelp.co.jp

 

夫が選んだ理由

  1. ミシュランの寿司レストランだから
  2. 二人でチップ、税込みで300ドルに収まりそうだから

かつ、直前にも関わらず予約が取れたというのも大きな理由ですが

日曜日の5:30たくさんの空きテーブルがありました。

Webで簡単に予約が取れますが、クレジットカード情報と少々キャンセル料がかかるから気軽に予約しにくいというのもあるかもしれません。

実際に行ってみた

前置きが長くてすいません。

こちらのお店、サンフランシスコのPolk Streetにあります。

Polkの下の方は治安のよろしくないエリアですが、丘の上にあるエリアは高級住宅地です。

Kinjo店構え

5分前に到着。

駐車場を探すこと必須困難の地域であることを覚悟の上ではせ参じたわけですが、非常にラッキーなことに、Polk Streetのお店斜め前にスポット発見。

幸先良い滑り出し。そして、お店一番のりでした!

お店のファサード含め日本の美意識、侘・寂を理解した方がインテリア監修したっぽい雰囲気です。

Kinjo店内

残念ながら貴重なカウンター席を確保することはできず、無念。

オープンキッチンの清々しい店内。こういうお店では絶対カウンター席を希望するのですが、考えることは皆同じ。カウンター席は人気が高いようです。

メニュー

こちらが本日のOmakaseメニュー お一人様 75ドル

八寸から始まる寿司懐石です。

メニュー

コースの前半が終わったところで、アラカルトで追加するか否か聞かれます。

私たちはピッタリ300ドル使いたかったので、あらかじめ計算をしてどれをお任せコースにプラスしてオーダーするか決めていました。(セコイ!)

ここで感じたのは、基本のOmakaseの食事量はローカライズされておらず

Japaneseな量

つまり、アラカルトで追加オーダーすることを前提に考えているのではないか?

アラカルトメニュー

この中から追加したのは

  • 大トロ 2
  • 塩水ウニ  2
  • ホタテ  2
  • 牡蠣  1

私たちは普段あまりお酒をいただかないつまらない大人です。

そば茶か玄米茶と選べたので、玄米茶と一緒にお食事をいただきました。

私たち以外、ほぼ全員が白ワインまたは日本酒を楽しんでいました。

飯テロ開始!

八寸から

夫は丁寧な処理が施された一つ一つに感動していました。

私が特にびっくりしたのは、タコ。

シンプルな煮タコなのですが、口の中で溶けた!

初体験・溶けるタコ

ウマく火加減を調整しないとすぐゴムのように硬くなってしまうタコ。

かなりの猛者が容赦なく、手間暇かけた結果でしょう。

八寸

お椀

エビしんじょ

寿司懐石なので、お寿司が2回出てくる間にお椀や焼き物が出てきました。

どれも丁寧な手仕事を感じる逸品でしたが、溶けるタコのように特筆することはないおいしさでした。

ミシュラン☆ということで、評価がどうしても厳しめになってしまいましたが、

ここはアメリカ、サンフランシスコ

で食していることをふと思い出すと拍手喝采、大絶賛の評価に変わります。

お出しの香りが立ち上るお椀、涙で目がかすみそうになりました。

メインのお寿司

花形選手の登場です。

もちろん、醤油なんて邪道なものは出てきません。

類似店でよく見かける抹茶チョコレートのような物体も見かけません。

手で食べてほしいということで、濡れた紙ナプキンが付いてきます。

寿司

まずは、ひとこと。かなりの別物ですね。

普段私たちがアメリカで食べているお寿司とは全くもって別の食べ物です。

寿司と言ってもいろいろあるのだということを、改めて認識させてくれました。

カルフォルニアロールも寿司

この美しいにぎりも寿司

両方お寿司ですが、一緒にするのはちょっと・・・

どっちがいいとか、悪いとかいうつもりはありません。

例えば、夫はアメリカで生まれ育った日系4世ですが、

彼と私をお前ら日本人だ!日本に帰れ!!

と、一括り一緒くたにするのと同じくらい乱暴でしょう。

あらかじめ施されているにきり醤油やお塩の塩梅は絶妙で、おさかな本来のうま味を存分に楽しめます。

すし

Omakaseコースで供されるお寿司は6.5カン。

0.5カン?はアユ寿司がとても小さく、一つを半分に切ったようなサイズでした。

そもそも、全てのお寿司がかわいいプチサイズ。

お高級すし店ならではのお上品なサイズなのは理解できますが、

夫は Super tinyな寿司だ!!!

ウマいから許すけど、もっと、もっとほしい。

と、悶絶。

特にアジやアユのお寿司はすごく手の込んだ下ごしらえしているなと、そこはかとなく感じさせてくれる美味なお寿司。

しかし、私たちの舌は所詮B級グルメで慣らされているので

やっぱり、ウニとトロだよね~

ということで終了。

当初オーダーした大トロは品切れ!!ということで、中トロ

とろ

こちらは説明不要の悩殺、塩水ウニ

うに

ワシントン州の牡蠣、キャビア金箔のせ

かき

最後に赤だしが出てきました。

よくある赤だしではなく、魚介のうま味の強い赤だし。

推測ですが、エビからのダシをメインで使っているような独特な赤だしでした。

最後にデザート。

わらび餅アイス黒蜜がけ。

ここでおもわず牛角を思い出してしまったあたしは、残念極まりない。

デザート

お会計

予定通り、チップ・税込み二人で300ドルピッタリでした!

レシート

今回の件があり、このエリアでSushi Omakaseでいろいろ調べてみたのですが、このレベルでこの金額はお安い方のようです。

ダウンタウン中心地にあるような、高級なSushi Omakase店では一人120-190ドルくらい。

これくらいの価格帯のSushi Omakase店がいくつもある!

今や全米でNo.1お高い街になったサンフランシスコ。

こういったお店で消費できる所得を持った方々がわらわらしている証拠でしょう。

300ドル分おごりだったから行けた今回のスペシャルディナー。

ピッタリ300ドルを達成できて、満足度もアップしました。

サービスもそつがなく、とてもよかったです。

問題発生

なんとびっくり!!

夫がまだお腹が空いているというではないか!!!

Japaneseな量の寿司Dinnerでも、ゆっくり時間かけて食べるからある程度お腹いっぱいになるよ!

と励ましていたのですが、ダメだったようです。 

高級寿司Dinnerの〆は

ハンバーガー+オニオンリング+バナナクリームパイ

という、私たちらしいオチでした。

ミシュラン☆が付いているようなおハイソでお高級なお店で充足感を得るには、まずは胃のサイズをお上品にしないといけないようです。

この歳になってもまだまだ学ぶことが多い、今日この頃。

1つ良い経験をさせてもらいました。

改めて、夫の日頃の勤労に感謝した次第です。 

 


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