ー 硅 谷 雑 記 ー

全てを捨てて、シリコンバレーに移住・国際結婚を決心した人のムコウミズ人生の雑記

【恋バナ】このもやもや感を葬りたい(後編)

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この続きです。

数々のコメントありがとうございました。

前編では起こった事実をお話しました。

(前編未読の方は上記のリンクからご確認ください。)

すでにくだらない長文を読んでくださった方は

「さっさと帰ればいいのにー」

「ただ、男をふっただけの話でしょ?」

「なぜそんなにもやもやするのよ?」

と、疑問に思っていらっしゃるはず。

これは私の心の問題で、この後編で整理を付けたいと思います。

なお、ふったとみせかけて2人はドロ沼関係にはまる!というような、

びっくりおもしろ話にすらならないので予めご了承くださいませ。

なぜもやもやするのか

ただナルシストのおっさんから、やりたいがための変な告白されてうざかったって話でしょ?

と、皆さん思っているはず。

そうなんです。

不順な片思い告白であればそういう処理の仕方でさっぱりして、こんなにもやもや引きずることもなかったと思います。

ホントの問題はここから。

実は、わたしもAさんに恋心を抱いていたことがあったからなのです。

夫と再会する数年前のこと。

過去のことをいろいろ思い出してしまうと、もう

もやもやがもやもやを呼び、心の中がもやもやでいっぱいなってしまいました。

私のきもち

当時、Aさんと知り合った際、前編で触れたようにちょっとチャラい感じがするしあまりお近づきになる気にはならないタイプの方でした。

今だから言えることですが、きっと私のキケン察知能力が作動していたのでしょう。

初めてひと仕事後の休憩に誘われてから、仕事後はAさんと一緒にコーヒー休憩するのが習慣になりました。

驚きなのが時間です。

一度コーヒーショップに入ったら2、3時間あっという間なのです。

(二人ともどんだけヒマしてんだ?という声が聞こえてきそう)

当初はおしゃべり好きな人なんだな、離婚して一人だから話し相手がほしいんだなーと理解していました。

Aさん曰く、この恒例コーヒータイムが

二人の関係アヤシイ

と周囲に勘ぐられていた原因ということなのです。

うむ・・・わたしにはあまり説得力ないですが、そうなのでしょうか。

Aさんと仕事で一緒になる際は、基本移動手段はお互い車。

ひと仕事完了後

「そこにコーヒーやさんありましたね。どうですか?」

という感じの逢瀬でした(笑)

会って話をする回数を重ねていくうちに、聞いてもいないのに勝手に離婚に至った理由や経緯などをとくとくと説明するAさん。

(ちなみに、よくあるような離婚理由ではなく非常に理解に苦しみましたが、質疑は避けて聞き手に徹していました。)

そんな長い話しを聞きながら、離婚の傷がまだ癒えていないんだなー、気の毒だなー、と純粋に感じ受け止めていました。

そうこうしているうちに、他人に自分のことをぺらぺらしゃべるタイプではない私ですが、本ブログに書いている家族の問題や日頃の不平不満などなど気兼ねなくAさんに話すようになりました。

Aさんは話上手でもあり、私にとっては聞き上手でもあったのです。

日本によくある古い固定観念に基づいて意見することも全くなく、Judgmentalなことを言う人でもなかったのがとても新鮮でした。。

また、相手の教育レベルや社会性を見極めて話を合わせつつ、ネタを選択するのが得意な人。

見た目はちょっとチャラそうなラテン系でも、話しからそこはかとない賢さを醸し出すことができる人なのです。

はい、わたしの好みど真ん中です。

話上手で賢いひとが大好きです。

次に私がAさんに対してとても好感を抱いていた特殊な理由があります。

それは、初めて会ってから先日の再会まで、一度も私の容姿について言及したことがなかったのです。

日本という男性社会の男性優位の業界で女性が仕事をしていると、アメリカでは絶対訴訟になるようなことを平気で言ってくる人の多さに驚かされます。

特に私は会社をマネージメントする立場もあり、気持ち悪いおべんちゃらを言ってくるおっさんが内外にゾロゾロいました。

特に見た目・容姿・服装について、どうでもいいことをいってくるのです。

ほっとけよ!ってかんじです。

私をいい気持ちにさせたいがために言っているらしいのですが、下心ばればれなので逆効果。

そういう人たちをわたしは心の中でばっさり切って生きてきました。

このような人たちを「信用できない人」カテゴリーに入れ、その分類が変わることは未来永劫なし。

一方、このAさんは一度たりとも「背が高くてスタイルがいいですね。」などという、歯が浮きそうなことを私に言うことはなかったのです。

彼は仕事柄私の100倍美人でスタイルいい人たち見てるだろうし、モテ男だし、わたしなんて興味ないからだろうな、しかもモデルと結婚するくらいだし、とわたしなりの理解をしていました。

今となって振り返ると、これは彼なりの危機管理方法だったのでしょう。

Professionalとしてのマナーと言った方が適切かもしれません。

これみたいな

この点は私にとって好感度大だったのです。

しかし、無念。この再会で砕けてしまった記録。口説き文句に入っていました。

普通、女性だったら「美人だよ」とほめられたら素直に喜ぶところなのですが、わたしは独特のコンプレックスがあるため容姿を他人に言及されることがとても苦手なのです。

不幸せものですね、あたし。

素直じゃないひねくれもの。

ちなみに夫は私の容姿について一切触れません。

ありがたや。隠れた夫婦円満の秘訣です。

人は鏡

一時期でも同じ思いを抱いている時があったというのがショックで仕方ありませんでした。

なぜ、その時に言ってくれなかったのか?

という思いがもやもやしています。

そして、もしその時告白されていたらどうしてたんだろう?

当時、わたしは一応結婚していて夫がいました。

本当に「仕事の付き合いなので・・・」

と真面目て言っていたのでしょうか。

答えはみつかりません。

同時に、私のAさんに対する淡い気持ちは片思いではなかったのかとしみじみしてしまいました。

よくあることですが、今だから言えることって振り返るとたくさんあるのが世の常。

今、気が付いても TOO LATE

ってやつです。

 

「あー、そうだったのか」ということがいくつかあるのです。

しかし、Aさんからの好意の表れ(だったかもしれなかったこと)を当時の私は

Aさんなりの「営業活動」なんだろうなと受け止め、処理することにより彼との距離を平行線で保つことができていたのです。

ギリギリの線を攻めてくる、なかなかおもろい奴だな。

向こうがそういうつもりであれば、こちらもキラキラポーカーフェイスで対処するなり!

と、少々いきっていました。

そして、あくまでも私の淡い片思いとして心のなかで処理していたのです。

思い出の品

男女問わず仲良くなるとお土産を渡し合ったり、バレンタインデーやホワイトデーでプレゼントの送り合いをする日本。

もれなくAさんとわたしも気軽なプレゼントを渡し合うようになりました。

Aさんが実家に帰省した時や出張に行った際のスイーツや雑貨お土産、手作り品など。

それが徐々に意味深になってきてたことに今になって気が付きました。

個性的なAさん、いくつか印象的な頂き物があるのですが、その中で一番心がざわざわしたものを次に紹介します。

ピンクビーチの砂

Aさんが仕事でインドネシアに行った時のお土産です。

先日、観光客の渡航が一時制限される予定というアナウンスがあった

コモドドラゴンがいる島

「コモド島」にも行ったそうです。

そして「ピンクに見える」(実際に行くと肉眼ではピンクに見えないらしい)ことで世界的に有名なピンクビーチ。

私も行ってみたい・・・

Komodo (island) - Wikipedia

Aさんはこのピンクビーチの砂を、小さなガラスオブジェ(キャンドルになる)に入れてプレゼントしてくれたのです。(密輸入~)

直接頂いたのではなく、他の方から

「Aさんから預かってきたよ~」

と、箱をポンと渡されました。

その小さな段ボール箱を開けてみると、砂浜のきれいな砂がはいったオブジェに手紙と写真が添えられていました。

写真はAさんがピンクビーチで撮影した写真。

そして手紙はふつうの手紙でラブレターでもなんでもなく、一切あからさまなことは書いてありません。

淡い記憶ですが、こんなことが書いてありました。

「この砂は少ししか持って帰ることができず、しかも途中でスーツケース内にばらまいてしまった貴重な砂なので僕にとって特別な方だけにお分けします。」

この時、純粋に嬉しいと喜びながらも気持ちを自制するために

営業活動お疲れ様です!

と、処理していました。

ビーチの砂をお土産に持って帰ってくるなんて、ロマンチストすぎるというかなんというか、なんなんでしょう・・・

コメントのしようがありません。

「お土産代の浮かし方10の方法」に入れておきます。

↓これです。上にキャンドルを置けるようになっている。
無意識にアメリカに連れてきておりました(汗)

f:id:zippyk:20190615054500j:image

作品

次は私が身銭を切って購入したモノ。

Aさんの個展に行った際、オーダーした作品があります。

金額が明示されていなかったのですが、ドキドキしながら画廊にオーダーのメールをしました。

私のお小遣いで買える金額でよかったです。

日本で所有していた私の家の廊下に飾っていました。

額縁に入ったアートワークなのですが、ぎりぎり段ボールに入ったのでこちらもアメリカに連れてきています。

私がクロネコヤマトで引越ししてきた荷物はまだ箱のまま積まれています。

夫の家は狭い上に夫のゴミで埋まっているので、渡米後半年経過しましたが私の荷物を入れる場所が全くありません。

飾ることなく、このままお蔵入りする運命なのでしょうか。

賢人たちに相談

Aさんに会って心身ともに濡れてしまった日の後、とても大事な友人二人に会いました。

私よりいろんな意味で人生経験が多いお二人。

このもやもや感を処理するために、今回の事象についての見解を求めました。

まずBさん

BさんはAさんと同じように何でも話せるお友達です。

私がBさんのネイルサロンに通い始めてからのお付き合い。

この過去5年くらい、AさんとBさんの二人がわたしの主な話相手でした。

Bさんはお子様とご主人というちゃんとした家族がいらっしゃる女性で、わたしより少しお姉さん。

Bさんは、ばっさり

「ただのチャラいいい加減な男ですよ!そんなやつ。Kさんのこと全然考えてないし。」

ほんと、ごもっともです。

以前、私がAさんに淡い思いを抱いている時も実はBさんに相談していました。

その時、Bさんはこのようにアドバイスしてくれました。

「いい仕事をするためにも、仕事の中で男女の気持ちがあっていいと思う。

空気が引き締まるでしょ。

お互いカッコ悪いところ見せたくないからいい仕事しないとってなるし。

泥沼にはまって周りに迷惑かけるようになったら別だけどね。

あと、絶対その人あなたの気持ち気付いているわよ~。」

Bさんは当時のこの会話を覚えていてくれました。

この見解を改めて反芻してみると、うわー・・・多分図星です。

Aさんは、私の気持ちに気が付いていたので、こんな変化球を暴投したと思われます。

しかし、なぜ、今? 

なぞは解けません。

そして、もやもやがまだまだ立ち込めています。

次は、C

C(男性)は中学校の同窓。 

それ以来の腐れ縁です。

お互い旅行や食べることが趣味ということがあり、年に数回会う間柄。今は真面目に公務員をやりながら家庭をもってとてもかわいい子供までいるのに、やっていることは公務員的ではない側面があるおもしろいやつなのです。

ぜんそくの症状がかなり悪化していて、声はカスカスになっている日にCと会食。

Cにはもったいないほどのセクシーなハスキーボイスです。

もつ鍋をつつきながら彼らしい興味深い持論を展開してくれました。

「間違えなく、そいつは君とやりたかった。

うん、間違えない。

あのね、男ってね好きな女性とはやりたいわけよ。

なんでかっていうと、本当に好きかどうかはやってみないと分かんないから。」

 

「それって、1回きりの相手かまたやりたくなる相手なのか、どっちか見極めるってこと?」

 

「そうそう、話が早い。1回やったことで満足して終わる、または興味が薄れる相手なのかそうじゃないのか、男はやってみないと見極めることができないバカな生物なんだよ。

かつ、そこが男にとってはとても重要なんだ。」

 

「な、なるほど・・・」

なんとなく、Cが言っていることが分かるような、分からないような。

私はCに聞きました。

「じゃ、ただやりたくてうだうだ言っていたという処理の仕方でいいよね。

ほんと、ふざけたやつじゃん!って。私が結婚してるって経緯まで知っているくせに。

普通に好きだったと過去形でさっぱり告白してくれればいいものを。」

 

「うーん、どういう人か分かんないからはっきりとは言えないけど、そうとは言い切れないよ。

男は好きな女性とは絶対やりたいわけ。

理性的に考えると成就しない関係なんだからその気持、葬ればいいと思うでしょ?

けどね、その人の中で何かがあってそうできなかったんだよ。

いろんな意味ですっきりしたかったんだよ、きっと。」

もう、よくわかりません。

トドのつまり、Cが言っていることは男性の頭脳は下半身と直結しているということか?

私は正直にCに言いました。

「あの夜、かなり冷静に対処したつもりなんだけどさ、もし私がぱっぱらぱーでかつかなり酔っぱらっていたらどうなっていたか分からないよね。

実は心の中で悪魔と天使の私がいてさ、言いたいこと分かるでしょ?」

 

「うん、わかる。とてもよくわかる。健全な証拠。

君の性格からするとね、もしその時一時的にでも悪魔が勝ってしまっていたら、後で絶対大後悔しているから。

よかったんだよ、その結果で。えらい!」

と、なぜか褒めてもらいました。

「ちょっと気になったことがあったんだけど、どう思うか聞かせて?

Aさんとの話の中でメモがほしかったの。ちょっと書ける紙。

そうしたら彼がレシートの裏を出してくれたんだけど、そのレシートが私と会う1時間半前に980円のゴーヤ定食を食べてるんだよね。

これ、どう思う?」

Cは爆笑しながら

「あ、それね、酔い止め。間違えなくやるきまんまんだったんだよ。

うける~!俺もその手使うし。

てか、なんでそんな細かいとこ見てんだよ!常に目の前の男と酒に集中しろ!

ちょっとそのおっさんがかわいそうになってきた(笑)」

と、笑いながら怒られました。

持つべきものは良い友人だと心から感謝した次第です。

男女の友情は成立しない!?

とても陳腐なお題です。

陳腐になるほど議論が繰り返されているのは、見解に男女の差、個人の差があるからでしょう。

私は希望も含め成立させたい派です。

しかし、それは私にとって都合のよいだけの話だというのは今回のケースから痛感しました。

自分の都合で

この人は友達

この人は夫

この人は恋愛対象だったけど、今は友達・・・

とカテゴライズするのは利己的で愚の骨頂です。

例えば、元夫。

13年一緒に連れ添い今でも大事に思っている信頼できる人です。

私の良き理解者でもありました。

こんな人と縁を切るなんてもったいない。

離婚後もたまに話をできるくらいの友達でいてほしい。

しかし、元夫から男女間の友情は成立しないし私と連絡をとりたくないと言われています。

Aさんといい感じに楽しくお友達付き合いできていたし、これからもそうしたい、と思ってあたくし。

一方て、Aさんが私のことを異性として見ているということが詳らかになってしまいました。

私には愛する夫がいます。

もう、今までのように話ができないのでしょうか?そんなの辛すぎる!

と心底思うのですが、これもやはり私都合のはなし。

自明の理ですが、世の中思い通りにならないものです。

Aさんとの別れ際に

「いつアメリカに戻るの?また会える?」

と聞かれたので

「日程変更する予定なのでまだ分からない。」

と、本当のことを伝えてありました。

結局、特になにも告げず日本を経ちアメリカへ戻ってきました。

無意識にそうしていました。

その数日後、Aさんからいつものような何気ないメッセージが。

双方あの日のことはおくびにも出しません。

何もなかったかのようにふるまいます。

今まで通りの雰囲気です。

あの日のことを意識しすぎていると思われるのも避けたかったので、あえて私から

「こちら40度でエアコンなし。死にそうです。」

と普段と同じように話かけたりしました。

私は所詮夫がいてアメリカ永住する人なので、そのうち連絡が途絶えてよくあるフェードアウトするのかな?と推測しています。 

最後に

どう締めくくっていいかよく分からない話です。

せめて心の着地点を見出したい。

きっとそれは

「Youは月末結婚式。それに集中しろ!」

なのかもしれません。しかし・・・

結婚式の2週間前にこんな駄文書いててすいません、て誰にあやまってんだ、あたし。

 

よい相談相手、友人を失った喪失感。

なぜ今になってそんなことを言うの?というモヤモヤ感。

私もあなたのこと好きだったんだけど、なんなの?

というせつない不完全燃焼感。

いろいろな感情を冷静に整理しようと試み、ここまでまとめました。

しかし、皆さんお察しのようにまだ整理がついていません。

今、1つ言えることは、物理的な距離に感謝です。

わたしも心が弱い人間。

Aさんが近くに居たら人の道を外していたかもしれません。

ココロの師匠である寂聴先生に

「やってしまいなさい!」

と、思し召しをうけたとか意味不明な言い訳してそうで想像するだけでも恐ろしい。

いや、そもそもそんなこと想像しちゃあかん。

これでよかったのだ、よかったのだ、よかったのだ!

と、自分に言い聞かせています。

所詮、縁がなかった男女二人の屈折した失恋話ということで締めくくりたいと思います。

最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます。

ちゃん、ちゃん!

【終】

 

余談
2016年1月七里ガ浜の夕焼け
サンセット+江の島+富士山をきれいに納めることができました
なぜ、こんなところで写真を撮ったかというと、仕事の相談がAさんにあった際、待ち合わせ場所がなぜか

海岸でした(笑
海岸沿いにHawaii風を頑張っているカフェがあり、彼はそこに行きたかったらしい。

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閉店までいて、店を追い出され(デジャヴだ)
外でしばらく立ち話して、体が凍えてきたのでバイバイ~いい思い出です。
さようなら~涙

 

 

 


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