ー 硅 谷 雑 記 ー

全てを捨てて、シリコンバレーに移住・国際結婚を決心した人のムコウミズ人生の雑記

【渡米1か月経過】住めば都????

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渡米から一か月経過しました。

いろいろありましたが、今日は私にとって特に重要な衣食住の  について。

夫の家

2004年にわたしとの結婚を見越して彼が初めて購入した家、築約70年の平屋です。

1,100sqft (102㎡・約30坪)の3LDK。

いらないもの使わないものであふれていて狭いです。

この築年数にビビッてちゃアメリカには住めません。

古い家をリノベして住み続ける、これが American Way

典型的な良い例をご紹介。

サンフランシスコでよく見かけるこちらのようなビクトリアンスタイルのおうち。

なんと、1900年に建てられ 築119年

日本円に換算すると約4億円で販売に出されています。値段はどんどん上がっていきます。決して大きい家ではありません。

古いものに手をかけて大事に次世代に繋いでいく精神はぜひ見習いたい。

f:id:zippyk:20190123100447j:plainZillowへのリンク

夫の家が古い家だから不満を抱いているわけではありません。古くても手入れをしてありそれなりにきれいであればいいのですが・・・

私が住んでいるこの家のすごいところが、全てが 

オリジナル

つまり70年間リノベされていません。 (上記のビクトリアンハウスの室内は古さを一切感じさせないくらいぴかぴかにリノベされています)

夫の家の前オーナーさんは白人の独身男性で

大型犬(2匹)を室内飼い

していた方でした。その家をリノベなしの状態で購入した夫。

(売りに出す際に、全面リノベしてから出す方も多いです)

当時、若かりし私は

「こんなボロボロキタナイ家をよくこの値段で買うよな~」と他人事のようにとらえていました。自分が将来的に住むことはイメージできないでいたのでしょう。

家全体の壁にはヒビだらけ、汚れだらけ、蜘蛛が巣まで作って同居しています。

ドアは建付けが悪くちゃんと閉まりません。

特にキッチン、お風呂などの水回りが 過酷 です。

毎回シャワーを浴びるたびに吐き気を催します。大げさではありません。

カビがすごいんです。生え方からすると壁の裏側まてカビでびっしりだと思われます。

(見に来た建築会社の方からも同じコメントが)

換気扇なんてもちろんありません。かつ、排水溝が詰まっていてゆっくりしか水が流れない超劣悪環境です。洗面化粧台もボロボロ。

そこに鎮座しているのが新品のTOTOトイレ。もちろんウォシュレット付き。

そこだけタイムスリップしているかのよう。

こんなお風呂が私たちのメインのお風呂です。

ベッドルームにもものすごく狭いトイレがありますが、恐ろしくて一度も足を踏み入れていません。

世界一周バックパッカーをしている時に激安ホステルに何度も宿泊して、ちょっと汚いな~というシャワーブースの経験も多数ありますが、まさか、今ジブンが住んでいる家が人生最悪劣悪環境になるとは思いもよりませんでした。

家は寝るところ

夫にとって「家」は

  • 寝るだけのところ
  • 資産形成のひとつ

として考えているのでしょう。住空間の快適さ使いやすさ美しさなんて一切興味がない。住空間へ求めるものや価値観はひとそれぞれ。否定するつもりもないですし、彼の思考は理解しています。

一方、私にとって住空間は非常に重要です。それを理解してもらうために、夫が日本に来た際にわたしが8年間住居していた家を見せました。

しかし、彼にはただの無駄使いにしか見えなかったのでしょう。

捨てられない夫

家はしょせんハードウェア。

壊れたら修理できますし、好きなようにリノベや模様替えしたりインテリアをかえたりもできると割り切っています。しかし、場所はそう簡単に変えれないので、利便性が高い立地には感謝です。

一度、贅沢三昧の家を建てた経験があるので、キラキラした豪華で大きな家へのあこがれは一切ありません。渡米の際に断捨離してシンプルライフを送ることに決めたので華美な家は不要。

シンプルで清潔であればOK

これからこの家をリノベするために、毎週末建築屋さんと打ち合わせしています。

現在業者さんを選定中。この劣悪過酷な状態は一時的なものととらえているので、どうにか我慢が出来ています。

一番の問題は 

モノが捨てられない夫 

付けできない夫

の思考です。

家は不用品で埋まっています。この一か月少しずつ整理整頓をしてだいぶましになりましたがまだまだです。

一か月前、どんなものが家を埋め尽くしているかというと

  • 古い家電、壊れた家電(新しいTVの隣に古い壊れたTVが・・・)
  • 電化製品の空箱、全て
  • 靴箱全て
  • 何十年も前に買ったもうはかない靴
  • ふるーいPC
  • 使わないケーブル・壊れたケーブル
  • 新品の家電いろいろ
  • 文房具、電池などなど
  • 二十年分の郵便物、銀行からのお手紙など
  • ホテルから回収してきたアメニティー
  • ギフトでもらって使わない、いらないもの
  • 何十年分ものレシート
  • セールの時買い込んだ新品の服や下着
  • 賞味期限が切れている食品(新品未開封
  • 賞味期限が切れている水・ジュース
  • 私が留学生時代に使っていた家電や雑貨
  • 片付けようと思って買ったと思われるクリアケース
  • 使おうと思って買ったと思われるさまざまなモノ(新品未開封
  • レストランからテイクアウトする時に使った容器
  • 使用済みビニール袋・紙袋
  • レストランからもらったフォークやはしなど

どれも超大量。このようなものが床に散乱。積み上げられていました。

家の中に「道」ができていて、かろうじて移動できるようになっている状態でした。

これがもう、苦痛で苦痛で仕方がなかったので毎日少しずつ片付けし始めました。

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明らかにゴミなものは選別して袋にいれてガレージへ。夫が保管しておきたいと思っているだろう書類やモノは分類して箱に入れました。

飲み物や調味料の処分が一番つらかったです。Costcoで購入したペットボトルの水が3ケースには絶句。5年モノ。

開けて、水捨てて、開けて、水捨てて・・・

の作業を延々と続けたら、右手が火ぶくれになりました。腰も痛くなる。

夫は「水がもったいないからバケツに入れてとっといて」とおっしゃるではないですか!もう、あきれるどころか笑ってしまいそうなのをこらえて彼の言う通りにしてあげました。

そして、

様々なものを分別していて気が付いたことがあります。

ヘンに几帳面な夫

こんなちらかってキタナイ家に住んでいるのに、なぜ?

というくらい、偏執的な几帳面さがあります。

その一  

なぞ「書類は年と内容で分類してあるが、それが無造作に積み上がっている」

こんなめんどくさい分類なんて一切しようとも思わないわたしには、ここまでやってなぜ最後までファイリングできないのか?不思議です。

スーパーマーケットのビニール袋がものすごくきれいにたたんであって大量に保管されていました。こんな作業ができるのになぜ、この散らかりっぷりは。

その二

過去のレシートと出費の記録が年ごとに全部残っているのです。

びっくりしたのが、11年前夫が日本に来た旅行中に使ったお金の記録が事細かに書いてあり、レシートも添付されていました。旅行中はレシートが出ない地下鉄や電車の出費も多いですが、それも記載されていました。

私とちょこっと会ってお茶した記録も書いてありました。

その三

ものすごい大量の賞味期限切れ食品を処分しました。その多くが近くのミツワで購入したと思われる高級日本食材(マヨネーズやダシ、つゆ、ジュースなど)や日本製のお菓子、ハワイで購入したお菓子たち。

どれも私の好物であり、高価なものと分かっているので処分するのにとても心が痛みました。うううう。つらい。もったいなさすぎ。

そこで驚きなのが、スナックや食品にはシールが貼られており彼の手書きにて

購入時期 が記載されているのです。

なのに、なぜ、5年も10年も放置するのか・・・不可解すぎます。何のために購入時期をわざわざ書いているのか?

発掘した中で一番古いものは 15年モノのハワイのマカデミアナッツでした。

処分した食品のほんの一例をご紹介。

【8年前に賞味期限切れになったミルクあめ】

無論、これも大量。

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【何か生まれてきそうなBig Island クッキー】

私も夫も大好きなクッキー。10箱近く捨てました。

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【もらいものと思われるチョコレート大量】

ゴディバやキラデリなどのチョコレートを10箱以上捨てました。

ちょっとくらい賞味期限が切れていても大丈夫かな・・・と、いやしんぼの私は開けて確認したのですが、どれも白く変色していてNG。

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こんな夫の冷蔵庫の中は恐ろしくて手を付けれていません。

リノベの際、冷蔵庫を買い替える予定なのでそれまでは見ないふりをすることにしました。

ちなみに、かの有名な白い恋人が10箱以上入っています。(もちろん賞味期限切れ)

「これは食べるから捨てないでね!」

とのたまう夫。

5年も6年も放置している君の言葉を信用するべきか否か・・・

一箱開けてみました。比較的新しい 3年モノです。

「おお、これはいけるかも。冷蔵庫に保管されていた成果?」

実は2LDK

冒頭、この家は3LDKとご紹介しました。

8帖くらいのマスターベッドルームと6帖が二つ。

しかし、6帖間の1つは「Office」と呼ばれているものの、

ラクタ置き場

と化しているので、実際は2LDKです。

ここまでお読みいただいた方、ありがとうございます。

その上でこちらの写真をご覧いただくと、あ・・・・そういうことね、とお分かりいただけるのではないでしょうか。

この写真に写っているものの95%が不用品です。

Officeなのに、机まではたどり着くことができません。

壊れた青いライトはわたしが20年前にIkeaで購入したもの。

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ここに積み上げられている箱はすべてからっぽです!

いわゆる 捨てられない病の夫

ja.wikipedia.org

まさにこれです。しかし、幸運なことに夫はそこまで重症ではないようです。なぜなら、私が少しずつモノを捨てたり、片づけているのを見てて何も言いません。

毎日仕事から帰ってくると少しずつ家が片付いて、見える床面積が広くなってきているのに絶対気が付いているはずです。

私も彼の気分を害さないように気を遣ってはいますが、病状によっては第三者が収集しているモノに触ると怒ったりする人もいるようです。

最後に、このネタこの時分でこの方に触れないで終われません。

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I love mess.

といえるポジティブさを見習いたいです。